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成層圏気球を用いた映像通信実験


2013年12月31日と2014年元日の2回、成層圏まで到達する気球にリアルタイム映像伝送装置を搭載し、高度30kmからの日の出の撮影を行いました。

気球1

2013年11月11日にグリコ様のプロモーション企画「ポッキーロケットプロジェクト」の際にポッキーロケットにSNS社のロケットとして初めてリアルタイム映像伝送システムをロケットに搭載しました。
このリアルタイム映像伝送システムを長距離でも使用可能にするために地上側のシステムの改修を行い、宇宙空間まで到達するロケットでも使用可能な映像伝送システムの実証試験を行いました。
実験に使用したのは高度30km以上まで到達する成層圏気球。山梨の地球観測気球プロジェクトチーム「kikyu.org」さんと協力して実験を行いました。
kikyu.orgさんには気球の放球申請、経路予測、放球作業をして頂きました。
ポッキーロケットプロジェクトチャンネル (ニコニコ動画)
ポッキーロケット打ち上げ成功!!〜上空からの便り〜 (YouTube)

2014年の初日の出を撮影し、本州で最も早い富士山山頂よりも早い初日の出の撮影を行いました。ドワンゴ株式会社様と協力し、ニコニコ動画公式生放送としてネット中継を行いました。
【成層圏から生中継】ニコニコ初日の出2014 ~地上30kmの気球より~ (ニコニコ動画)

最高高度36kmでの写真
気球2

気球破裂後破裂した気球が見えます。パラシュートでゆっくり降りてきます。右側に富士山が写っています。
気球3

中禅寺湖、男体山と初日の出が写っている写真
気球4


以下、少し技術的な話。

なつのロケット団としては今回のプロジェクトを通して
・数十キロの映像無線伝送実証
・200km以上のテレメトリデータ伝送実証
・テレメトリによるGPS位置情報により自動で追尾するパラボラアンテナの開発
・高度36kmまでのGPSデータ取得
・飛んでいる気球のリアルタイム位置情報をGoogleマップ上にマッピングしてネット配信
・市販の樹脂脱泡用の減圧容器とドライアイスを用いた安価な低温真空試験装置開発

が達成できました。どれも宇宙まで到達するロケットに必要な技術です。
GoogleEarthをお持ちの方はここの0101with_picture.kmlファイルをGoogleEarthで読み込むと気球で撮影した写真と飛行経路が見れます!

今回の実験には多くの方にご協力頂きました。実験に協力して頂いた各位に感謝申し上げます。

小型液体ロケット「ゆきあかり」機載カメラ映像公開



2011/12/17 12:00打上げの「ゆきあかり」機体搭載カメラの映像を公開しました。

小型液体ロケット「ゆきあかり」大樹町打ち上げ実験成功

2011年12月17日午前12時打上げ。到達高度約1000m(詳細分析中)



発射台下カメラの映像
パラシュートを開いて降りてくるところまで写っています。

SNS 海上回収実験用100kgf級ロケット「なつまつり」大樹町打ち上げ実験成功しました

2011年7月23日午前11時打上。到達高度約1500m。海上回収に成功。

搭載カメラの映像



地上のハイスピードカメラによる映像

SNS 100kgf級ロケット「はるいちばん」 大樹町打ち上げ実験成功しました

2011年3月26日午前7時30分打上。到達高度約461m(飛行が制限されているため。実際はもっと飛ばせます)。

搭載カメラの映像



ランチャーに設置したカメラからの映像



500m先からのスロー映像



 
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